▲今回お目にかけるのは、ひと昔ほど前…とはいえ、すでに1990年代に突入後の一畑電鉄でのひとコマである。 “古豪”と呼ぶに相応しいスタイルの電車もさることながら、写真のごとく小荷物の扱いがあったり、 松江温泉−出雲市間の本線では“完全手動扉”の電車が急行運用で激走していたりなど、当時にしても やや時代離れしたところが残っていた鉄道だった。しかし、あまり古めかしい感じがしなかったのは、 ずいぶん以前から採用されていた、アイボリーに青帯という比較的アカ抜けた車体色のせいもあるだろう。 東京からはアクセスが不便なこともあり、私がここを訪れたのは残念ながらこの一度きりだが、 写真のデハ1形はじつに '98年秋に到るまで第一線で活躍し、元京王や南海の高性能車にバトンを渡したのであった。 一畑電気鉄道 デハ6 川跡 1990.3.16 F-1 50mm PKR |