▲東武のDRCは、私鉄の特急車の中ではまちがいなく『好き』な部類に入るのだが、じつのところ乗ったのも撮ったのもフシギなことにそれぞれ一回きりである。
撮りに行ったときも“本命”は当時人気上昇中だった5700系であり、DRCはどちらかといえばついでに撮ったようなものだが、待つあいだに普通電車と同じかそれ以上の頻度でやってくるものだから、一回の撮影で結構な数のカットが残った。それでそこそこ満足してしまっているうちに、スペーシアに置きかえられてしまった…といった感がある。
当初はカラーの画像を載せるつもりでいたが、撮影場所を忘れたためにメモで撮ったモノクロのネガをひっくり返したところ出てきたのがこのカット。
こうして改めて眺めてみると、なんと押しの強い、好みの分かれそうなツラ構えであることか。しかし、もはやあまり蔑む声を聞かないのは、彼らが“思い出の車輛”になってしまって久しいからなのだろう。
東武日光線 撮影地不明(下小代or板荷?) 1987.5.5
ME 135mm TX |