銚子電気鉄道の車輛


ユ100形 (ユ101)



▲ユ101  外川 2007.1.3 R1


『澪つくし号』の愛称で親しまれている遊覧客車。
銚子の街が、NHKの朝の連続TVドラマ『澪つくし』(昭和60/1985年4月〜9月放映)の舞台となって注目を浴びたことをきっかけに導入された。
近年の一般営業鉄道における、開放構造の遊覧用車輛を用いたいわゆる“トロッコ列車”の嚆矢は、昭和59/1984年に国鉄予土線に登場した『清流しまんと号』(トラ45000改造のオープン客車を気動車が牽引)だが、銚子の澪つくし号はそれに次ぐ2番手で、民鉄としては初めてであった(※)

現車は国鉄ワム80000形183983を改造したもの。乗り心地改善のために床に死重を搭載し板バネのバネレートも変更、室内には固定式のテーブルと椅子が並ぶ。制動装置は種車の車側フットブレーキは廃し手ブレーキのみ装備。水色の車体に波模様のいでたちはデビュー以来今も変わらない。
運行期間はおおむね春〜秋の週末(学校の夏休み時期は毎日)となっており、運転の際は電車に牽引される。しかし、総括制御もへったくれもない純然たるトレーラーゆえ推進運転はできないため、外川駅では機回しを行い、機回し線のない銚子駅への入線においては、隣の仲ノ町で別の電車を増・解結することで対処している。

戦前に存在していた江ノ電の納涼電車・草軽のサマーカー等や、黒部峡谷鉄道のような特殊例を除く)



全長9,650mm×全幅2,530mm×全高3,673mm 
2軸・2段リンク式軸受

製造年:昭和44/1969年(1985年改造)
当社使用開始年:昭和60/1985年
製造所:日本車輛+輸送機工業
改造:国鉄大宮工場
 



▲ローアングルで覗いた室内。 仲ノ町 2006.12.10 R1


▲連結面にある銘板。 仲ノ町 2006.12.10 R1



 



 

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