銚子電気鉄道の車輛
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『澪つくし号』の愛称で親しまれている遊覧客車。 銚子の街が、NHKの朝の連続TVドラマ『澪つくし』(昭和60/1985年4月〜9月放映)の舞台となって注目を浴びたことをきっかけに導入された。 近年の一般営業鉄道における、開放構造の遊覧用車輛を用いたいわゆる“トロッコ列車”の嚆矢は、昭和59/1984年に国鉄予土線に登場した『清流しまんと号』(トラ45000改造のオープン客車を気動車が牽引)だが、銚子の澪つくし号はそれに次ぐ2番手で、民鉄としては初めてであった(※)。 現車は国鉄ワム80000形183983を改造したもの。乗り心地改善のために床に死重を搭載し板バネのバネレートも変更、室内には固定式のテーブルと椅子が並ぶ。制動装置は種車の車側フットブレーキは廃し手ブレーキのみ装備。水色の車体に波模様のいでたちはデビュー以来今も変わらない。
(※戦前に存在していた江ノ電の納涼電車・草軽のサマーカー等や、黒部峡谷鉄道のような特殊例を除く)
全長9,650mm×全幅2,530mm×全高3,673mm 2軸・2段リンク式軸受 製造年:昭和44/1969年(1985年改造)
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▲ローアングルで覗いた室内。 仲ノ町 2006.12.10 R1
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