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平成17年3月25日
木曽王滝森林鉄道廃止30周年記念イベント

2005森林鉄道フェスティバル
―木曽王滝森林鉄道が役目を終えて30年―


左:KMC『黒渕停車場』モジュールのひとこま/右:イベント当日公開運転される酒井5tDL

イベント名称

 2005森林鉄道フェスティバル
 ―木曽王滝森林鉄道が役目を終えて30年―

目的

 昭和50年5月30日、木曽森林鉄道王滝本線は80年の永い役目を終えて廃線となった。それから30年経った今、木曽の歴史にとってその多大な功績を残した貴重な歴史遺産として、往時の活躍を現代の世代に伝え後世に残していくことが求められている。ここに記念イベントを開催して全国へ発信するとともに、地域文化の醸成と地域の活性化に努めることを目的とする。

日程

 平成17年/2005年5月3日(火)〜4日(水)

開催場所

 長野県木曽郡王滝村公民館 他

主催者

 2005森林鉄道フェスティバル実行委員会
 実行委員長:王滝村村長 小林正美

共催

 中部森林管理局
 上松町
 王滝村

後援

 王滝村観光総合事務所
 上松町観光協会
 王滝村教育委員会
 独立行政法人 水資源機構 愛知知用水総合事業部
 関西電力(株)木曽電力システムセンター
 日本放送協会(NHK)長野放送局
 信濃毎日新聞社
 中日新聞社
 長野日報社

協賛

 月刊『鉄道ジャーナル』((株)鉄道ジャーナル社)
 月刊『鉄道ファン』((株)交友社) 
 月刊『とれいん』((株)エリエイ出版部 プレス・アイゼンバーン)
 月刊『Rail Magazine』((株)ネコ・パブリッシング)
 北恵那交通(株)

特別協力

 りんてつ倶楽部
 木曽モジュール倶楽部
 

主なイベントの内容
 →タイムテーブル(.pdfファイル)

●3日:15時〜17時30分
・ オープニング上映(16ミリ映画)
  「木曽王滝森林鉄道」昭和50年長野営林局製作(50分)
    日本で最後まで走り続けた木曽王滝森林鉄道の雄姿の記録を、
    林鉄が出来た木曽谷林業の歴史的背景と、主役をトラックにゆずるまでを、
    美しい自然とともに描く。
・ 開会セレモニー 
 あいさつ
  王滝村 上松町 中部森林管理局
・ 公開談話会 (150席)
 『林鉄との1日そして1年』
 出席予定者
 司会 名取紀之氏
   東京都出身。現在、鉄道趣味の月刊誌「Rail Magazine」編集長
   内外の鉄道に造詣が深い。英国ナローゲージ・レイルウェー・ソサエティー会員。
 特別ゲスト 西 裕之氏
   東京都出身。歯科医師。「木曽谷の森林鉄道」「全国森林鉄道」などの著者。鉄道史研究会会員
 通学列車やまばと号運転士 三浦征弘氏
 元王滝営林署保線技師 三浦幸二氏
 元王滝営林署事務官  浅原寿門氏
 元王滝営林署機関士  西尾博夫氏(交渉中)
 その他数名を選考中、廃線前の思い出を語っていただきます。

3日:12時〜15時/4日:9時〜15時
・ 懐かしの写真展
 元上松運輸営林署上松運輸事業所主任である森下定一氏の貴重なコレクションを展示

・ 模型公開運転会(縮尺1/87木曽モジュール倶楽部、縮尺1/45りんてつ倶楽部)
 縮小した模型で、当時の沿線風景を甦らせます。
 木曽モジュール倶楽部が「滝越」のモジュールを新規製作中、当日新登場ご期待



KMCモジュールは、いつものように木曽の多彩な情景をお目にかけます。

 
左:KMCの滝越停車場モジュール、当日に向けて鋭意製作中!/右:自動運転システムが自慢のりんてつ倶楽部のOn2-1/2レイアウト

・ 動態保存車両体験乗車(りんてつ倶楽部)
 当時の田島停車場跡地に動態保存しているディーゼル機関車、
 モーターカーなどに試乗できます。


去る4月16日に田島保存線の延長工事が行われました。
このレール上を走るSKWやモーターカーの雄姿が見られます。




●3日:13時/4日:11時(100席:2回)
 【上映会A】
・ 記録テレビ映画上映会(共催:NHK長野放送局)
 「NHK新日本紀行」
  NHKが昭和33年、昭和48年に放送したされた「NHK新日本紀行・木曽」と
  「NHK新日本紀行・木曽森林鉄道」の貴重な映像を再現。(1時間)
4日10時・13時(100席:2回)
 【上映会B】
・ ビデオ上映会  
 「思い出の木曽森林鉄道」(2004鉄道ジャーナル社)
  日本の森林鉄道の中で最大の規模を誇り、最後まで木材と沿線の人々を
  運び続けた在りし日のメルヘンの鉄路の活躍を、王滝森林鉄道を舞台に描く。(50分)

●4日:10時〜13時30分(9時30分集合)
・ 懐かしの沿線探訪ツアー(共催:王滝村公民館)
 当時の森林鉄道関係者に往時の状況を聞きながら、沿線をご案内します。
 田島停車場〜大鹿停車場(5.0キロ)
 受付3日:12時から17時(王滝村公民館)4日:8時30分から9時30分(現地田島)
 参加費1人1000円(昼食、資料、記念バッジ付)
 募集予定数40人:参加人数が予定数に達した場合は、受付を締め切らせていただきます。
 終了後、無料バスで仮設駐車場(田島河川敷)まで送ります。

 

●3日:12時〜15時/4日10時〜15時
・ 記念品即売会(記念グッズほか)
 ピンバッジ、オリジナルワイン、焼印入り檜木端
 その他協賛団体による林鉄関係の品々も予定されています。
     
●4日:16時30分〜18時30分
・ 閉会セレモニー
   
関連事業
★ 王滝村の民宿・旅館で割引パックを企画中
 (王滝村観光総合事務所 TEL.0264-48-2257) http://www.ontake.jp/
★ 北恵那交通で3日に特別ツアー企画中
 (北恵那交通株式会社 TEL.0573-66-1560) http://www.kitaena.co.jp/
★ 上松町では、本イベントの一環として8月頃に赤沢自然休養林を中心に催事を計画中(詳細が決まり次第ご案内)
 

問い合わせ先
2005森林鉄道フェスティバル実行委員会事務局
 〒397-0201
 長野県木曽郡王滝村3623 王滝村教育委員会
 TEL.0264-48-2001(代)
 FAX.0264-48-2172

以 上

★王滝村におけるフェスティバルは、お陰様で盛況のうちに
終了いたしました。当日のレポートはこちらを御覧下さい。
★なお、森林鉄道フェスティバルは、来る2005年9月に上松町でも開催が計画されています。
詳細は判り次第弊サイトでもお伝え致します。(update:2005.5.28)
 

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