第5回軽便鉄道模型祭記念エッチング板 参考資料
立山砂防MC 55-10-64 デビュー当時の姿
写真すべて:
建設省立山砂防工事事務所 モーターカー 管理番号55-10-64(製造:北陸重機工業)
撮影:新井一雄 (1981年夏 千寿ヶ原にて)
▲上を含め、当頁に掲載の写真はすべてデビューして最初のシーズンに撮影されたものであるが、すでにステップ廻りに塗装の補修痕がある。
進行方向右側のサイドビュー。夏場は扉を開け放したまま使用されることが多く、扉が閉じられた状態で写真を撮るのは案外難しい。消火器の搭載位置にも注目。
▲リアビュー。ヘッドライト下にある突起は、妻窓を開けた際に外板より出っ張ったライトに当たらないようにするためのスペーサー。(※クリックすると拡大します)
▲進行方向左側のサイドビュー。側面から凹んだ給油口の様子がよく判る。(※クリックすると拡大します)
▲進行方向右画側。反対側とちがい、前後の扉でノブの位置関係が異なる。
ブレーキシューの形状や床下のシルエットにも注目。(※クリックすると拡大します)
▲側面上半部のアップ。
▲正面を見る。
▲フロント廻り上半部のアップ。ラジエター給水口のハッチは上ヒンジ、窓はまだHゴムのハメコロシ、
屋根上の手スリ様のものはパイプと帯板の組み合わせで、手スリとしては造りが貧弱な印象。何のために付いている?
▲▲フロント廻り下半部のアップ。ステップが華奢な造りで、後年撮影された写真ではたいてい天板がひしゃげている。
▲▼▼マフラー廻りのアップ。後年、タイコの位置関係が若干変わり、かつ車体幅よりはみ出るようになったため、タイコを覆うプロテクターが装備された。また、後位のステップも改造され踏み板位置が高くなる。