小口川沿いに息づく2'6''軌道
世にも奇妙な 機関車の系譜図 |
いままでに存在が確認されている、7台の機関車の氏素性に迫る―
update:2017.10.22
〔ディーゼル機関車 無番号III(三菱ジープ改)の項目を追加、他加筆修正〕
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ガソリン機関車 無番号 トヨタ スタウト改造 種車車台番号:RK101-27080 改造所:不明 (1975?〜1980年代後半) 小口川の軌道で、存在が確認されているうち最も古い機関車が、この橙色のエンジンである。
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▲1981.8.27 P:森川幸一
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ガソリン機関車 2号 トヨタ スタウト改造 種車車台番号:RK101-62211 改造所:不明 (1977or78?〜1980年代後半) 『知られざるナローたち』に写真が掲載されたことにより、多くのファンにその特異な姿と“水口”の名を刻み付けた立役者といってもいいのがこの機関車で、上記のGL無番号同様、トヨタ
スタウトの改造による。
なお、当機の弊サイトでの呼び名は、『知られざるナローたち』に掲載の'80年8月撮影の写真で、ボンネット左側面に“2号電車”と殴り書かれたものがあることから、便宜上“ガソリン機関車2号”とさせていただく。 |
▲1978.8.31 P:荷4041レ この時点では種車流用のグリルを有し、塗装も薄緑一色である。
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ディーゼル機関車 2号 日産 ダットサントラック改造 種車車台番号:S720-501819 改造:富山市 F自動車商会 (1980年代後半〜2003) 近年のこの軌道の歴史の中では、主力としてもっとも長く生き永らえた機関車。“2号”を名乗るものの、ディーゼル機としては最初の導入と思われる。
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▲“DATSUN”のグリルが付いていた頃。左のライトが失われた以外はオリジナルといってよい姿。 1993.9.15
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ディーゼル機関車 無番号(I) 日産 ダットサントラック改造 種車車台番号:SG720-656558 改造所:不明 (1980年代後半〜 ) 厳密な登場年は不明だが、時系列的にはおそらく上記のDL2号機のあとと思われる。
★参考:本機の実測図面(筆者作図) |
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ディーゼル機関車 3号 種車:不明 車台番号:不明 改造所:不明 (1990) 1990年のワンシーズンのみ存在した機関車。
形態は歴代エンジンと同様のL型であるが、全体的にホイールベースの寸法を含め他機より小ぶりな感じ。ボディ色は黄色で、進行右側側面に 「3」と白でレタリングあり。ヘッドライトは正面グリル両脇に角型のものを2灯装備。キャブ屋根上には吊り下げ移動を考慮したとおぼしきフックとワイヤー が付いている。 当時、林道小口川線と軌道起点手前の道路化区間との間に耐荷重1.5tの仮設索道が設えられていたといい、この機体の車体の小ささや屋根上のフックは、その索道で車輛本体ごと吊り上げて輸送できるよう考慮された故であるらしい。
*この項については、現車を実見している知人B氏の撮影された写真とお話をもとに構成した。ただし、B氏のご意向により画像は公開できないため、悪しからずご了承願いたい。
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ディーゼル機関車 無番号(II) 三菱 パジェロ改造 種車車台番号:L049G-1001898 改造:富山市 F自動車商会 (2003〜 ) ※詳細はこちらをご参照下さい。 ※現在はボンネット側面に『4』のプレートが貼られているため、“4号機”と呼ぶべきかも知れない。
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▲製造中の姿 2003.8.12
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ディーゼル機関車 無番号(III) 三菱 ジープ改造 種車車台番号:不明 改造:不明 (2017〜 ) |
![]() ▲2017.9.25 P:魚沼線 |